« Y氏の逮捕、迷惑防止条例の意義 | トップページ | 国防会議厩衛会に出る(1日) »

2006年6月 3日 (土)

駐車違反監視・民間委託がスタート

 6月1日にスタートした。この問題については、4月13日の「日記」で書いたが改めて取り上げる。官の仕事を民間に委託することが時代の大きな流れとなっているが、警察官の仕事を委託することは、昔は変えられなかったことだ。

 誰もが思うことは、知り合いの人に手心を加えないか、果たして公平に職務を行なうことが出来るかということである。この点は、先ず、職務に当たる者は、公務員とみなされるので収賄罪や贈賄罪の適用がある。しかし、賄賂罪とは別に、職務の適切さ、公平性が特に求められる。民間業者は入札によって決められたがどのように判断がなされたのか。前橋では、警備を専門とする会社ではない東朋産業という株式会社が落札した。

 県警の説明によれば、価格の点だけでなく、情報管理能力、トラブル処理能力、社会貢献度なども評価の対象とした。また、東朋産業の幹部の話では、会社がボランティア活動をしているかを審査で聞かれたという。

 私は、この「民間委託」は、警察と民間が協力する一つの形なのだと思う。だから受託会社選定の資料に社会貢献活動の有無を加えたことがうなずけるのである。交通規制に限らず警察活動が効果を上げるためには民間の協力が不可欠だ。なお、民間委託でカバーされる分の警察官を犯罪捜査にあてることも制度の狙いである。初日の取り締まり件数は7件でトラブルもなく順調だった。見守っていきたい。

◆自殺が8年連続で3万人を越えた。

 これは異常な社会現象というべきである。自殺は、みえない所で、ひっそりと行なわれるから、3万何千人という数字をつきつけられて仰天するが、これだけの人がどこかに集まって一度に自殺したら私たちは、腰を抜かす程驚愕するに違いない。

 警察庁の調べによると、昨年の自殺者は、32,552人で、そのうち経済生活問題を動機とするものが7,756人であった。景気回復から取り残された人や広がる格差に悩んだ人、多重債務に耐えられなかった人などもこの中にいるのだろう。経済大国といわれる豊かな国日本でこのようなアンビリーバブルな数の自殺者が出ることに対し、政治の貧困が一因だといわれても仕方がない。

 私は昨年8月アルゼンチンを訪ねた時、県人会の人が、「日本は豊かな国なのに多くの人が自殺するのはなぜですか。ここでは自殺はありません。」とたずねられたことがある。

 人間の尊重を国是とする日本である。何とかしなければならない。そこで、国会では近く自殺対策法が成立する。地方の取り組みはより重要である。本県は、自殺防止対策会議を設け対策に取り組んでいる。昨年の自殺者は559人だった。

(本県の自殺者が減少することを願って。読者に感謝)

211

南米訪問(3)

サンパウロの記念式典。前橋出身の佐久子さんと。

8月26日の日記

|

« Y氏の逮捕、迷惑防止条例の意義 | トップページ | 国防会議厩衛会に出る(1日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 駐車違反監視・民間委託がスタート:

« Y氏の逮捕、迷惑防止条例の意義 | トップページ | 国防会議厩衛会に出る(1日) »