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2006年6月18日 (日)

自殺対策法が成立した

 毎年3万人を越える人が自殺するというのはいかにも異常である。本県でも昨年は559人の自殺者が出た。人間を大切にすることを国の基本とする社会、そして、真の豊かさを求める社会として、自殺者を減らすために私たちは全力を尽くさねばならない。自殺は個人の問題であると同時に社会の問題なのだ。

 ちなみに、自殺の現状を紹介したい。まず世界の主要国では、自殺死亡率の高い順に、ロシア、日本、フランス、ドイツ、カナダ、米、英、伊となっている。日本のワースト1は秋田県、群馬県は悪いほうから12番目で関東地方では最悪である。全国的に男性の自殺は女性の2倍以上。また、年齢では、最近45~64歳の増加が著しい。自殺者の多くはうつ病あるいはうつ状態といわれるので、うつ病の早期発見が重要。未遂者は既遂者の10倍以上といわれるので未遂者の再発防止が課題。県は、自殺防止対策会議を立ち上げて、うつ病の実態調査や医師らを対象とした研修の充実などを進めている。

 自殺対策基本法は、自殺が多様かつ複合的な原因及び背景を有するものと定め、国、自治体、医療機関、事業主、学校、NPOなどが密接に連携して対策にあたるべきだとしている。この法律が出来たことによって、自治体や地域社会の取り組みが加速することを期待したい。新聞の投書などに、時々遺族の心が深く傷つけられた様子が載る。自殺者1人につき最低5人の人が深い心の傷を受けるとの推計もある。年間3万人を超す自殺者の周囲には最低15万人の人が深い心の傷を受けていることになる。自殺予防のために、地域社会の役割は重要だと思う。地域の連帯が強く、また住む土地への愛着が強いところでは、自殺と関係が深いとされるうつ症状の人が少ないという調査がある。病める社会をなおすのは地域の力だと思う。

◆県立病院の未収金につき読者から提案。

6月12日の「日記」で8千万円余りの未収金のことを書いたら、前橋市内の読者Tさんから次のような提案があった。(1)原因、行動、結果をリンクさせること。(2)集金プロジェクトチームをつくって、目標を立て積極的に行動すること。(3)ISOを導入すること。(1)と(2)は是非実行して欲しいと、私も考える。まず、(2)である。それを実行する方法として(1)をリンクさせることが重要である。当局の動きを見守りたい。

(自殺者が減少することを願って。読者に感謝)

          

Q1

   

ブラジル訪問(18)サンパウロの移民資料館で。

 昨年8月27日の「日記」               

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