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2006年6月11日 (日)

警察関係の審議(その2)

○最近、自転車の酒酔い運転で書類送検された男がいる。今日は飲むから自転車で行こうというのは許されないのだ。自転車の交通違反は大きな交通事故につながる。警察庁は、全国に通達を出して取締りを強化する。これを受けて県警は悪質で危険な違反者は積極的に検挙する方針である。冒頭の書類送検もこの方針の現われである。

○厳しくなった駐禁。即座にステッカーを貼られるということで騒がれているが、実際は特定して貼るまでに5分位かかり、その間に現われれば警告にするという。貼り付けに至らない警告は一週間で213件だった。

○高齢者の犯罪が急増している。全検挙者に占める割合が昨年1割を越えた。数では窃盗が一番多いが、凶悪犯の増加が深刻で殺人は15年で3倍になった。群馬県でもこのような傾向である。また、本県では、高齢者の交通事故も右肩上がりで増加している。

○警察官の07年問題。団塊の世代の警察官が07年大量に退職する。ポッカリ穴があいて治安に支障を来たしては大変である。そこで、県警は、今年度から交番や駐在所に勤務する若い地域警察官の指導を強化する。また、定年退職した警察官を再び雇用する「再任制度」を導入する方針だ。

○大学生の死亡に賠償金5千万円。

 自転車に乗った少年が、警官が職務質問しようとしたら逃走し走行中の車と衝突して死亡した。両親は、警察官の職務質問及び追跡行為は違法だとして2億4千6百万円の支払いを求めて訴えていた。この度、前橋地裁は和解の勧告を行なった。そこでこの議会で5千万円の議決をはかることになる。県警は、一貫して警察官の適法性を主張してきた。

 和解を受け入れる理由として県警は、次の4点をあげた。(1)裁判官から和解勧告がなされたこと。(2)少年が亡くなったという結果の重大性を考慮した。(3)遺族感情への配慮。(4)和解協議は、当事者が互譲の精神で行なったこと。なお委員の一人から、この和解が他の警察官を萎縮させることにならないかとの発言があり、県警幹部はそのようなことはないと答弁した。また、他の委員が謝罪をしないのは不誠実でなはいかと質問したのに対しては、高橋県警本部長は「一貫して適法性を主張してきたが、一定の遠因があるとして和解勧告に応じることになった」と説明した。最近、警察官の職務執行に逆らって逃走するケースが増えている。悪い世相の反映というべきか。毅然とした職務の執行が求められるのだ。

(犯罪のない社会の実現を願って。読者に感謝)

      

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 ブラジル訪問(11)

アマゾン群馬の森で、少年たちと握手。  

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