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2006年6月26日 (月)

ふるさと未来塾で死刑について議論(24日)

 既に「日記」で書いたように、今月はマリー・アントワネットを取り上げた。彼女が38歳で断頭台で首を落とされた事実に人々は改めて衝撃を受けていたようだ。「塾」でも今日の死刑制度について質問や意見があったが、後にご意見を寄せる方もあった。そこで、極限の刑である死刑について考えてみたい。

 最近は凶悪犯罪が多く、死刑という言葉を耳にすることが多くなった。特に注目されるのは、山口県光市で主婦を強姦目的で殺し、母親の遺体に這い寄ろうとした幼児まで殺した、当時18歳の少年の事件である。無期懲役とした高裁判決を破棄し、死刑を選択するほかないと指摘した。事件の残虐性と共に少年に対する死刑の当否ということで世の関心が高い。被害者の夫は死刑を訴え続け、今回の最高裁の判断に感謝を表明した。新聞の投書欄には画期的で極めて妥当な判決という意見が載った。

 少年法は18歳未満の少年の死刑を認めない。だから18歳以上の少年に対する死刑は法律上可能なのだ。過去には、少年に対する死刑判決が確定したものがいくつかある。私の記憶に残るのは、昭和30年代の初めに起きた小松川高校事件である。定時制高校に通う「朝鮮人部落出身」の少年が殺人を重ね死刑となった。これは大島渚監督によって映画にもなった。当時、私も定時制高校に通っていたので他人事でないような衝撃を受けたのである。法的には可能であっても少年に対する死刑には反対論もある。最高裁も18歳になって間もないということは、死刑回避の一事情だとしている。

 ふるさと未来塾ではギロチンは一瞬にして首を落とすので人道的な処刑の手段だと触れた点にも関心が集まった。日本はどうなのかということで、日本は絞首して行なう

と法律で定められている、憲法は残虐な刑を禁じているので死刑は憲法違反ではないかと争われたが、最高裁は、絞首による執行を残虐とは言えず違憲ではないとしていることも「塾」では話した。

 「残虐」という点では、例の幼女連続誘拐殺人を起こした宮崎勤死刑囚が、絞首刑は、落下の最中は恐怖のどん底に落とされるので虐殺だという手記を書いていることが報じられた。

現行法上死刑を廃止している国は79、事実上廃止している国は23ある。先進国では、英独仏伊が廃止。今回の「塾」には、前教育委員長の武藤さんも出ておられた。

(凶悪犯罪の減少を願って。読者に感謝)

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