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2006年5月30日 (火)

議長を去るときが来た、辞職の挨拶をする

 私は、挨拶文の原稿を書きながら、あっという間に過ぎた日々が思い出されて胸がつまった。挨拶の言葉をそのままここに再現する。

「議長を辞職するに当り、一言、ご挨拶を申し上げます。

 昨年5月の定例県議会で、第79代群馬県議会議長に就任いたしましたが、本日辞任することになりました。振り返りますと、様々なことがあり、感慨深いものがあります。

 今日、時代の歴史的な転換点にあって、県議会の役割は、ますます重要になってまいりました。私は、就任以来、この役割を果たすために、皆様と力を合わせて議会改革に微力を尽くしてまいりました。対面演壇による一問一答方式の導入、議員定数の削減と選挙区の見直し、あるいは全員協議会の実施等、議会改革を推進させる重要なことがありましたが、これらを決める過程において、議会の役割、自主性、執行部との関係等につき本質的な議論が行われたこと自体が、私たちの意識改革及び議会改革を前進させたものと信じます。

 今、地方分権が進められていますが、地方分権とは地方の自治を進めることであり、真の地方自治こそ、活力ある真に豊かな地方を実現するカギであります。そして、活力ある地方自治を発展させるために、選挙によって選ばれ、絶えず有権者と密接に結ばれている私たち議員の役割と責任は重大であります。執行部との関係については、私たちが肌で感じる県民の声を正しく県政に反映させるために、是は是、非は非を、勇気を持って貫くこと、そして、議会はそのための力を絶えず向上させていかねばならないことを、私は、痛感した次第であります。

 思い出に残ることは多くありますが、その中に、昨年8月、議会を代表して、南米各国の県人会及びアマゾン群馬の森の式典に参加したことであります。人々は、筆舌に尽くせぬ苦労を克服して頑張っておりました。私が心を打たれたのは、彼らが祖国日本を誇りとし、古里群馬の文化や伝統を心の支えとして逞しく生きている姿でした。そこでは、私たちが失いつつある貴重なものを見た思いが致しました。また、アマゾン群馬の森では、故久保田富一郎氏の功績と地球環境を守ることの大切さを改めて感じた次第であります。

 こうした議長在任中の貴重な経験を生かし、今後は、一議員として、県政推進、県民福祉向上のため、全力を尽くして参る所存であります。最期に、議員各位、小寺知事を始めとした執行部の方々、並びに報道機関の皆様に賜わりましたご厚情に深く感謝申し上げまして、退任の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました」

なお、「日記」はこれまで以上に力をいれて、魅力ある情報の発信に心がけます。

(県議会の更なる活性化を願って。読者に感謝)

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