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2006年5月14日 (日)

一都九県議長会で高金利問題を提案(11日)

 京王プラザホテルで行なわれた。会議は、地元知事として石原都知事が挨拶して始まった。各県議長会が提案したことは7月に予定される全国議長会に提出し、その後、国会政府機関へ要望することになる。

 それぞれの提案はいずれも、今日、社会で大きな問題となっていることで、各県が何に重点を置いているかがわかる。いくつかを紹介する。

 千葉県は個人情報保護制度の改正を提案。災害時に高齢者などの名簿が渡らず避難勧告を伝えられなかったという。

 栃木県は、子どもの安全確保対策の充実強化について。昨年12月小1の女児が殺され未解決なのだ。

 埼玉県は、拉致問題の早期解決を訴えた。北朝鮮の国家的犯罪行為に毅然たる姿勢をと。

 長野県は「平成18年豪雪」への対策を。融雪にともない果樹への被害、地すべり被害等が甚大。

 新潟県は、児童扶養手当、就労支援策の充実を、東京都は、構造計算書偽造問題対策について、それぞれ提案し訴えていた。

 我が群馬県は「高金利の引き下げ」である。私は、4月3日の「日記」で「借金地獄を身近に見る」と題して、「グレーゾーン」の廃止を訴えた。また、そこでは、金銭万能社会で、借金のために心まで失う人々のことにも触れた。

 その後、4月14日、金融庁は、アイフルの業務を停止させるなど事態は大きく動いている。簡単に金を借りて破滅に落ち込む人が何と多いことか。この問題は、今日の日本の社会の病理とつながっている。

 この問題は、通常の人の心まで蝕む事態に至っていることを考える時、予想を超えて根が深いことを感じる。目に美しくうつり、耳に優しく響くコマーシャルに人々はつい乗せられてしまう。その後の地獄とつながることを考えるとき、このようなコマーシャルは悪魔の囁きであり詐欺にも等しいと言える。

 私の周辺にも、数万円の額ではあるが、親しい人から借りて、その後は何回請求しても返さない人が何人かいる。お金の貸し借りが大切な人間関係を破壊することを何とも思っていないのかと、貸した人は憤慨している。日本人一般に、道徳心が薄れ、義理や人情を大切にする週間がなくなり、法や社会のルールを守るという規範意識が消えつつある。このような風潮の中で、金や欲望のために人を殺す事件が後をたたない。日本人の心が融けて崩れようとしている。今、具体的に出来ることから手をつけて、防波堤を築かねばならない。群馬県の提案は、このことを望むものである。

(日本人の心が立ち直ることを願って。読者に感謝)

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