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2006年4月 8日 (土)

県立女子大の入学式、難関を通って(6日)

 先日は卒業式に出たが入学式は違った雰囲気である。全国から優秀な学生が集まるようになって入試も難しくなったという。県立女子大には、外国語教育研究所が設けられその所長には、元国連事務次長の明石康氏が就いておられる。富岡学長は、大学の特色を語っていたが、その一つに公開授業のことがあった。「国際理解と平和」と題する一連の公開授業では、モンゴル、ボスニアヘルツェゴビナ、パキスタン、アフガニスタン、ガーナ、フィジーなどの10カ国ほどの駐日大使が講義したという。地域に開かれた大学という点でも注目される。

 今日、大学の社会貢献という点で、企業との連携が強調されるが、実利と直結することだけが社会貢献ではない。大学の本質はもっと他にあるべきである。その点、文学や地域の文化に力を入れるこの女子大学の存在意義が注目される。

「青春とは、勇気を持って理想に向かってチャレンジする時です。今までの学校生活では、学問の目的がはっきりつかめなかったかもしれませんが、大学は本物の学問をするところです。それが皆さんの生きる力となります。前途にはダイナミックな社会が広がっています。それは、人類史上かつてない女性の可能性をはらんだ社会です。その海を自由に泳ぐ力をこの学園で得られることを願います」私の挨拶の骨子である。

「少子化対策。母子手帳から親子手帳へ」

 先日の「日記」(4月1日)で、少子化対策のカギは、「男の育児休業」だと書いた。子育てに夫が協力することの意義は大きい。日本の社会には、「男が育児なんて」という風潮が、まだ強い。しかし、時代の歯車は、わずかではあるが確実に回っているようだ。少子化の時代、子どもは宝である。そして、出産と育児が難しい社会状況で、日本男子が育児に力を入れることは、自分のDNAを残すための立派な社会的責務なのだと思う。

 最近伝えられる国会の動きは、このような時代背景の中で理解できる。自民党の勉強会は、「母子健康手帳」の名称を「親子健康手帳」に変えることを盛り込んだ母子保健法の改正案を議員立法で今国会に提出するという。父親の育児参加意識を高めるのが狙いらしい。改正案は、手帳を交付する対象も、現行法の「妊娠した者」から「子どもの両親となる人」に改める考えという。父親が積極的に育児に参加するために育児休業を取りやすい社会環境をつくるべきである。これまでの、行政の少子化対策は、皆成功していないのだから思い切った発想の転換がはかられるべきである。

(少子化対策が、男女平等社会の進展の中で進むことを願って。読者に感謝)

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