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2006年3月29日 (水)

小学生に英語必修の問題点

 文科省の諮問機関である中央教育審議会は、小学生に英語を必修化するとの提言をまとめた。国際化時代が加速する中で話せる英語の必要性が叫ばれている。しかし、一方で、もっと大切なことは、自分の国のことや自分の考えをしっかり話すことである、英語を覚えても話す中味が空っぽでは意味がない、という指摘がある。 

 ある体験者が語っていた。アメリカの学校にいて、英語をあやつれても、日本の文化や歴史、それらに関する自分の考え方をきちんと話すことが出来ずに恥ずかしい思いをしたというのだ。このような力は、学力の基礎であるから小学生の段階できちんと教えなければならない。

 国際理解教育において重要なことは、国語に重点を置いて日本のことをしっかり教えることと英語を教えることは両方とも必要だということである。そして両方が必要だと言うことを前提として、どちらがより重要かといえば、英語は手段であり、日本のことをしっかり教えることは本質的なことである、だから学力の基礎を心に植えつけるべき小学生の段階では英語より日本のことをしっかり教えることが重要だという意見にも一理あるのである。

 中教審の提言も英語の必修化は5年生から一週間程度としている。アジアの主な国では韓国と中国が小学生の英語必修を実施している。日本でも「総合的な学習の時間」を使って、小学生に英語を教える学校が増えているのは事実である。

「ぐんま国際アカデミー」で、小学1年生から英語を教える点が注目されている。私学助成の是非をめぐって全員協議会まで開いて激しい議論が行なわれたが、「助成」の問題と切り離して、小学低学年からの英語教育に関しては議論すべきことが多くある。

 この点に関し、先日、私の友人が、「アカデミーでは国語も英語で教えているのはよくない」と言っていた。このように考える人が少なからずいるようだが誤解である。同校に確認したら、同校は国語は日本語で教えている、そして、国語教育には、1年生から日本の古典も取り入れ、漢字教育や論理的な文章の書き方等も工夫し、特に力を入れているとのことである。

「高島照治さんの葬儀に出る」(28日)

 県議会の大先輩で、かつて中曽根派の中心人物の一人であった。知事、私、中曽根弘文氏など7人が弔辞を読んだ。群馬県畜産協会長などをつとめ、畜産界に大きな足跡を残した。気迫と闘魂で貫いた人で、これからは出ないタイプの政治家だと思う。82歳。ご冥福を祈る。

昨日は、メンテナンス中とかで、午後5時までブログに入力できなかった。度々、メンテナンスということがあるのでやり方を考えるべきだと抗議した。このブログは南米訪問中も欠かさなかったのである。

(国際理解教育の進展を願って。読者に感謝)

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 正確な情報を入手し、それに基づいて判断するのはとても大切です。GKAでは国語を日本語で教えており、1年生から教科書の範囲にこだわらず、かなり発展的な授業を行っています。日本のこと、地元のことも大切にしています(余談ですがGKAのほとんどの子どもがMY上毛かるたを持っています)。  国語(母国語)の教育は本当に大切だと思います。すべての学習の基礎です。私たち保護者はGKAの国語教育におおむね満足していますし、子ども達は教科書を暗記するくらい良く教わっており、日本語の朗読もとても上手です。漢字につい... [続きを読む]

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