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2006年3月 6日 (月)

母乳運動推進研究大会に出た(3日)

主催は地婦連、会場は女性会館である。来賓挨拶は議長の私と知事代理の教育長が行なった。この運動には、子ども虐待、少子化、環境などの今日の重大な問題が結びついている。

「健全な赤ちゃんを産み育てることは、赤ちゃんのためにも家族のためにもまた健全な社会をつくるためにも極めて重要なことです。そして、母乳は、健全な赤ちゃんを育てるために栄養の点でも愛情の点でも不可欠なことだと思います。母乳で育てられる社会環境、それは安心して子どもを産み育てられる社会であり、それを実現することは何より重要な少子化対策です」私はこのように言って、女性運動の意義の大きさを語った。

 最近の厚生労働省調査で第2次ベビーブーム期に生れた現在の30代前半の女性の半数以上が30歳までに赤ちゃんを産んでいないことが分かり、少子化が加速度的に進む恐れが出てきた。このような社会状況にあって母乳運動のような民間の女性の活動が広がるといい。

「若い教師達と懇談・授業は格闘技」(4日)

 教育の世界は、子どもたちを育てるという最大の課題を抱えて、今正念場を迎えている。教師たちの話を聞きながら、ゆとり教育は果たして所期の成果を上げているのかと心配になった。

 ゆとり教育の本質は、従来の知識偏重を改めて、基本的なことを深く理解させる点にある。そして、それは、教師の創意と工夫にかかっている。子どもたちの姿を見ると、「ゆとり」が「ゆるみ」になっているように感じられることがある。現場の教師は、魅力ある授業を実現するために、皆、努力しているが、教育行政はそれをサポートしなければならない。そのためには、行政を進める立場にある者は、実態を正しく踏まえる必要がある。

 だから、教育長や教育委員は出来るだけ実際の授業を見るべきだと思う。私は、自分で時々授業を見てそう思うのだ。これに対しては、教師が萎縮するとか授業がやりずらいという意見もあるだろう。見る側には配慮と工夫が必要だが、授業は本来オープンなのだから教師には、受けてたつ根性が求められるのではないか。私立校や塾や予備校と比べ公立校にはまだ厳しさに欠けているところがある。教育のかかえる深刻な状況を打開して教育改革を進めるためには、甘えは許されないしきれいごとでは済まされない。私が塾で教えていた時は、常に、教室は生徒との対決の場であった。懇談会でも、「授業は格闘技です」と語る先生がいた。このような先生たちのエネルギーを上手に生かす教育行政が求められているのだ。

(教育改革が着実に進むことを願って。読者に感謝)

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