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2006年3月 2日 (木)

少子化対策、若年性認知症等、本会議の様子(1日)

 本会議3日目は5人が登壇した。質問内容はいずれも重要なものであり、主なものについては改めて取り上げるつもりであるが、ここでは、いくつかの項目を中心に議場の様子を伝えたい。

 フォーラムの大澤幸一議員の質問では、愛県債の使いみち及び若年性認知症対策が注目された。大切な論点なので私見も含め紹介したい。

「森林の保護」は環境の観点からも今日極めて重要であるが予算が十分ではない。大沢氏は、愛県債を使えないかと提案した。県債は県民に対する借金であるが、通常の県債は目的が特定されていないため使う方も責任感覚が薄れがちである。愛県債の意義は、使い途を県立病院の充実という目的に特定した点にある。大沢氏の提案のように森林保護という特定の目的のために愛県債を利用することは検討の価値があると思う。

「若年性認知症対策」

 レーガン元米大統領が自らアルツハイマー病にかかったことを告白し、そのことが一つのきっかけとなって、アメリカではアルツハイマー病に対する理解と研究が進んだ話は有名である。アルツハイマー病を含め認知症は、今日、ひたひたと身近に迫ってきた感じであるが、行政の対応は遅れている。

 大沢氏は、「私の妻はアルツハイマーです」と発言し、妻の世話という自らの体験を踏まえた問題点に触れ、ヨーロッパ先進国と比べて我が国の対応が遅れていることを指摘した。また、群馬県にはまだ家族会がないので立ち上げたいとも語っていた。先日、難病に立ち向かう家族のことに触れたが、当事者や家族が立ち上がって世論に訴えることの意義は極めて大きい。他人事ではないこの問題が、大沢氏の勇気ある発言と行動を契機として、良い方向に動き出すことを祈る。

 平田議員は、少子化対策として、産婦人科医師の不足、小児科医療体制の問題点、また、教育問題では指導力不足教師対策などを取り上げていた。

 五十嵐清隆議員は、道徳教育を取り上げた。学校における道徳教育のあり方、道徳心を養う上での家庭教育の大切さなどを教育長にたずねていた。学校教育は「生きる力」を中心に据えているが、生きる力の基盤は健全な精神である。今こそ、人間として、また民主社会を支える市民として求められる「心」を道徳として正面から論ずる時であると思う。

(子どもたちのために、真の道徳教育が実現されることを願って。読者に感謝)

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