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2006年2月19日 (日)

重粒子線によるガン治療の効果。ガンが恐くない時代が到来か(19日その1)

私は妻を癌で亡くして20数年になる。癌に対する人々の対応の仕方は大きく変わった。かつては本人に告知するかどうかが大きな問題であったが、今日では告知は通常のことになったと思われる。本人に隠して最善の治療は出来ないことを考えれば、告知は当然のことであるが、これには、治療の技術が向上し癌に対する恐怖が和らいできたこととも関係することであろう。

 重粒子線治療は、最先端の技術である。多くの人から詳しく知りたいという要望があった。重粒子線とは重い質量からなる放射線のことで、軽い粒子線と比べ病巣のみを正確にたたき、痛みと副作用がなく効果が大だという。

 国は昭和59年から「対癌10ヵ年総合戦略」の一環として、世界初の医療用重粒子線癌治療装置の建設を開始し、平成5年に完成した。そして、平成6年から臨床試験を開始、平成17年3月までに2千名以上に適用、その結果により、平成15年11月より高度先進医療として実施。現在、重粒子線癌治療の普及に向けて装置小型化の研究開発に取り組んでいる。肺癌、前立腺癌、頭頚部の癌、骨・軟部組織の癌等に顕著な効果をあげているという。なお年間660人位の治療を考えているともいわれる。

 治療期間は、部位状態によって異なるが1~4週間、治療費は自己負担分で314万円。将来は保険の適用が可能になるだろうともいわれている。

 小寺知事は、2月定例会初日の発言で、「県民が最先端の癌治療を受けられるよう群馬大学と共同で国内3番目となる重粒子線癌治療施設を設置することにいたしました」と述べた。

2月議会の5つの柱」

 知事は「景気の回復をすみずみまで」、「弱者を守る」、「群馬の未来を拓く」、「平成の大合併」、「行財政改革」の5つの柱を立てたと説明した。そして、医療は「弱者を守る」という柱の中の一つと位置づけ、小児科医、産婦人科の不足対策をかかげるとともに、最先端医療として「重粒子線」を進める方針を打ち出したのである。

 2月議会の本会議における一般質問は24日から始まる。その要点は、本欄で逐次取り上げたいと思う。

(群馬県議会の活性化を願って。読者に感謝)

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