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2006年1月19日 (木)

私の提案から始まった高校生チューター制度

逞しい子どもを育てることを目標とした教育は県政の最重要課題の一つである。そして、学校家庭地域社会が力を合わせなければ、この課題は実現できないが、この連携のために開かれた学校であることが求められる。しかし、児童を狙った相次ぐ不祥事のために学校がますます閉ざされた存在になりつつある。

このような状況の下で、ボランティアの高校生が出身の小学校へ出向いて先生の補助としてお手伝いすることは、閉塞(へいそく)的な学校環境に涼風を送り込むような意義があると思う。

高校生を出身の小学校へ派遣する制度は、「ようこそ先輩」として、平成15年にスタートしたが、これは当時文教治安常任委員をしていた私の提案によるものである。教育に関する問題は深刻で、私は、かねて打開策についていろいろ考えていたが、高校生がボランティアとして出身小学校でクラスを手伝うことを思いついた。昔は兄や姉が弟妹を教えることをよくしたが、今は、そのような環境はない。先輩のお兄ちゃんお姉ちゃんが教室に来ること自体、小学生にとってワクワクに違いない。そしたら秋田県がこの制度を少し前からスタートしているということを知り、私は秋田高校へ調査に行った。次の段階では、山本龍委員長(当時)を中心に委員会で角館高校を視察。これらの成果を踏まえ、県教委は平成15年に「ようこそ先輩」というネーミングでスタートさせた。以来毎年公立校の3年生は300人以上応募している。

この制度がこの度新しい役割を担うことになった。それは、小学生の登下校の防犯に協力することである。これは最も大切な後輩の身の安全を先輩が守るということで、信頼関係を築きつつ人間としての絆を深めることが出来る。先輩も後輩も、教室の勉強以上に大切なことを学ぶきっかけになるのではないか。ようこそ先輩は、今年から私立校にも広がることになるが、新しい意義を担いつつ進化することを願う。

(学校の安全と教育の活性化を願って。読者に感謝)

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