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2006年1月11日 (水)

異常気象とその対策を考える

過去における地球上の異常気象はノアの箱舟(はこぶね)で有名な大洪水を初めとして珍しくない。この洪水は、旧約聖書では、人間の堕落を怒った神が起こしたとされている。神の物語の真偽は別として、この大洪水が事実であったことは確からしい。

ところで、現在の異常気象は人間の活動が原因であることに過去のものと比べ大きな違いがある。温暖化の主な犯人は二酸化炭素・COであるが、これは、人間がひたすら便利な生活を追及したことの副産物であり、科学の万能を軽信し、自然に対する畏怖(いふ)の念を失った人間の傲慢(ごうまん)さの結果でもある。迫り来る異常気象の不気味さはノアの洪水の比ではない。旧約聖書流にいえば神は、本気で怒っているのかもしれない。この事態に対し私たちは態度で示さなければならない。

このことに気付いた人間がやっと行動を起こして結んだ約束が京都議定書である。C0の削減は国や自治体の具体的な義務となり、それが果たせるか否かは、私たち市民の自覚と努力にかかっている。

市民の小さな努力の集積が大きな成果を生む例を幾つか紹介したい。

①県のマイバックキャンペーン。自分の買い物袋(マイバック)を使うことで、レジ袋を受け取らないで済む。その結果、17年度はゴミの削減10トン、そして、CO56トン分の効果があった。レジ袋は燃やすとCOが発生するのである。

②同じく県の「県民エコDO」。民間が2週間の間に電気、水道量、ゴミをどれだけ削減できるかに取り組む。1450名が削減量を報告し、これによるCOの削減は約8トンである。(水の浄化に電気を使う。電気を作るのにCOが出る。だから水の節約はCOの削減に結びつく)

③民間の例。敢えて企業名を挙げると、フレッセイである。県はマイバックを考えたがフレッセイはマイバスケットで工夫した。消費者は、バスケット(篭)を315円で買って買い物をする。その代わりに品物を5%安く買える。結果として約410万枚のスーパーバックの削減となったという。COの削減にも寄与すること大。営利を求める企業がこのような工夫をすることの意義は大きい。他に広がることを期待する。

これらは、200万県民のごくわずかな人が取り組んだ例である。このことは、私たちがその気になって小さな一歩を踏み出せば、COの削減は限りなく進むことを意味する。地球を救うことは私たちの小さな努力にかかっていることを日常の話題にしようではないか。

(ぐんまの良い環境を願って。読者に感謝)

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コメント

 フレッセイのマイバッグ活動では、年間800万円のレジ袋代が節約されたそうです。
 ただし、利用者へのポイント還元など誘導策に1600万円(だったかな)位掛かっているので、持ち出しが相当あるそうです。良くやってくれてます。

投稿: フレッセイファン | 2006年1月11日 (水) 22:15

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