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2006年1月 4日 (水)

駅伝に若者の意気を見る(3日)

テレビをつけると駅伝をやっていて。ついひき込まれて見た。走る若者の表情がいい。沿道の観衆が防寒具に身を包む中、若い肌が寒風を切ってさっそうと走る。彼らの険しい表情は、それぞれの厳しいトレーニングに耐えて晴れの舞台に立ったことを物語る。意志が弱く軟弱といわれる現代の若者も捨てたものではないと嬉しくなる。その時、異変が起きた。ある区間で先頭を走っていた選手が急に走れなくなったのだ。この若者は、体力の全てを使い果たしていた。タスキを次の走者に渡さなければという責任感が辛うじて彼を支えているのだ。よろよろと、立っているのも危なげな様子でたどりつきタスキを渡すと同時に倒れてしまった。死力を尽くして頑張った若者に私はテレビの前で思わずやったーと声を上げ、目頭を熱くした。 

「あの子達の前途は大変ね」と、隣にいた妻がつぶやく。毎日のように人口減少社会の問題が新聞やテレビで報じられているから、若者の姿を見て、直ぐにこのように思うのも無理はない。

現在、高齢化と少子化が凄いスピードで同時に進んでいる。これは、単純化していえば働かない世代が増え、働く世代が少なくなっていることであり、年々増え続ける社会保障費をマラソン走者のような若者が将来負担しなければならないことを意味する。

このような負担の構造には無理がある。ではどうすればよいのか。社会の全ての構成員が少しずつ負担し合うということが必要であり、その方法が消費税のアップなのだ。今、少子化の問題の中で、消費税が論じられているわけはここにある。大いに議論しなければならない。

少子化対策として、面白い試みが報じられた。石川県では、3人以上の子どもを持つ家庭にプレミアムパスポートを発行した。これをもって買い物をすると食堂などでは5%、学用品は10%とか割り引いてもらえる。嬉しそうに食事をする家族の姿があった。それぞれの地方がこのような工夫をすれば、特殊出生率は増加に転じるだろう。

(県政の発展願って。読者に感謝)

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