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2006年1月29日 (日)

ふるさと未来塾が始まった。ピラミッドの建設は失業対策(28日)

 ふるさと未来塾は、赤道の近くの高山・ルウェンゾリの雪どけ水から始まるナイルを映像でたどった。6千キロの流れは、様々な民族の生を支え、自然をつくり動物を育む。牛と共に生きる裸族、燃え続ける野火、ひょうたんに乳をしぼり込む娘、野生のコーヒー、百万羽を超えるフラミンゴの群れ、難民たち。一つ一つの映像は重く深い事実を物語る。

 野火は地球環境を壊す犯人といわれるが、草木の根に刺激を与え雨が降らなくとも発芽を促進し放牧には欠かせないという。ひょうたんは、もっと古い時代・旧石器時代にアフリカから広がった。また、コーヒーの発祥もアフリカである。部族の対立は昔から絶えることがない。難民のうつろな目は絶望的だ。伝説の月の山から始まった細いひと筋の流れは大河となり、長い川岸の熱いドラマを写しながらついにエジプトにいたる。

 ナイルの賜物(たまもの)エジプトでは、何枚ものピラミッドの映像を使った。想像を絶する巨大建築は4500年を経てびくともしない。建築はナイルが定期的に氾濫し農業ができなくなる農閑期に行われたから国民の失業対策になったと、もいわれる。大ピラミッドの外側は美しい石灰岩の化粧石で覆われていたらしいが、その偉容さはさぞ壮観だったろう。イスラムの支配下ではぎ取られ他の建築物に使われた。イスラム教徒は学問や科学を発展させていたから、その目をピラミッドに向け探検や調査を進めた。次にピラミッドに深い関心を示した人はナポレオンである。彼は遠征には多くの学者を連れて行った。それは、ロゼッタストーンの発見、シャンポリオンのエジプト文字の解読につながった。

 古代文明は人類のパワーの凄さと不思議さを21世紀の私たちに示す。アフリカの悩み、光りと陰、人々の示す土着の生命力、これらは、科学の力を頼りに、便利さを求めて先へ先へと走り続ける先進国に多くの教えを投げかけているようだ。楽しい2時間があっという間に過ぎた。
(県民の心の豊かさを願って。読者に感謝。)

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